パラリンピックの出場条件|パラリンピックを観戦しよう

パラリンピックの参加条件(選手になるための出場条件)は?

パラリンピックに選手として出場するために必要となる条件はいくつかあります。
まずパラリンピックは障害者のスポーツ競技大会なので、視覚障害や脳性麻痺、運動機能障害、切断などの障害のある方が出場することができます。

 

ただし現在は知的障害者、聴覚障害者、精神障害者の場合は参加することができないので覚えておきましょう。

 

出場資格(参加条件)

パラリンピックの出場条件

オリンピックに出場することができる選手はほんの一握りでしかないのと同じように、パラリンピックの場合も出場することができる選手は限られています。

 

大会で決められている標準記録を超えることや出場を希望している競技種目の中で世界ランキングの上位になること、世界選手権など権威のある大会において上位になることなどが出場権を獲得するために最低条件となります。

 

競技種目によって細かい出場条件が決められていますのでそれぞれ確認することが必要になります。

 

例えば水泳の場合、IPC(国際パラリンピック委員会)へライセンス登録を行うこととIPCクラスステイタスのR(再評価)またはC(確定)を取得していることが絶対的な条件となります。さらにIPC公認大会でパラリンピックの参加標準タイムであるMQSを1種目以上突破していることではじめて出場資格を得ることができます。
そして国内選考を経てようやくパラリンピックへの出場権を得ることができるようになります。

 

参考:パラリンピック競技一覧(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)

 

あらゆる競技においてパラリンピックへ出場することは並大抵の努力では不可能だと考えられます。

 

障害者スポーツにおける世界最高峰の大会となりますので国内外から一流選手が出場してくるため、誰でも簡単に出場することができるものではありません。

 

クラス分け

 

パラリンピックの場合は障害の種類(車いすなのか立位なのか等)や障害の度合いによってクラス分けがされるので、それぞれの障害の段階によっての有利・不利の差を少なくし、ある程度公平に競技を行うことができるようになっています。

 

クラス分けのしかたや段階などは競技や種目ごとに違ってきます。

 

例えば卓球なら障害の種類によって「車いす」か「立位」か「知的障害」かによって分かれ、車いすと立位はそれぞれ障害の度合いによって5段階にクラスが分かれます。陸上競技ではさらに細かく、視覚障害・知的障害・脳性まひなど(車いす・立位)・低身長症・切断・機能障害・車いすと障害の種類によってクラスが分けられそれぞれ障害の程度によってさらにクラスが分けられます。

 

それに対して柔道ではクラス分けではなく階級別で競技が行われる(全盲の選手とと弱視の選手が公平に戦えるように組み合ってから試合が開始される)など、それぞれの競技ごとに細かくクラス分けがされています。

 

競技ごとのクラス分けに関してはNHKのRio2016パラリンピックのサイトの競技ガイドに詳しく記載されているのでそちらを参考にしてください。

 

参考:競技ガイド(NHK Rio2016パラリンピック)

 

階級によっては選手が多いものや選手が少ないものがあることから、メダルの価値が下がるのではないかという懸念があることも事実ですが、出場している選手は幾多の困難を乗り越えて出場資格を得ることができたのだということを忘れないでください。